「学ぶ楽しさ」を組み込んだ人材育成と組織開発を日本の文化に
複雑さを増し、変化のスピードが早くなるばかりの現在、組織が幸せにミッションを達成するには、主体的に考え働くメンバーと、対話的に協働するチームが不可欠です。その鍵となるのが「学び方」です。
人にとって自然な学び方、良い学び方をすれば、私たちはもっと学ぶことを楽しむことができる。学ぶことが楽しくなれば、仕事はもっと楽しくなります。
良い学び方ができれば、リーダーやメンバーは自らのメンタルモデルに気づきパーソナルイノベーションを起こせるように、チームは違いで争うのではなく、違いを活かせるように、組織は集団思考を脱し、人間を中心においた学習する組織へと移行できるようになります。
学ぶ楽しさのスイッチを押す
学ぶことを楽しみながら、チームで課題を解決できる場をつくります。クリエイティブで効果的な問い、対話的なチーム学習、仕事の具体例を通した学び、創ることを通した学び、日々の仕事に組み込む学び、多様な現場経験で培ったファシリテーションなどを組み合わせることで、人とチームの学ぶスイッチを押し、自走するチーム作りをサポートします。
1. 学ぶことを楽しむ
学ぶことが楽しければ、私たちはもっと仕事を楽しむことができます。なぜなら仕事は学びの連続だからです。そうした学び合いの場をつくるために、私たちが誰よりも学ぶことを楽しみ、良い学習者として実践し続けます。ラーニングファシリテーターは知識を与える先生でもカリスマでもありません。顧客と理想を共有し、良い学びを促す伴走者として、学びあい、ともに探究を楽しみます。結果的に、それが顧客の学びを最大化すると信じています。
2. 役割とともに「人」として関わる
仕事における人間関係の中心は「役割」です。私たちは役割を期待し、期待されます。しかし、役割だけの関係性では、チームや共に働くことの相乗効果は限定的です。役割のベースに人としての共感があれば相乗効果は最大化し、ウェルビーイングやエンゲージメントも高まります。私たちは、仕事で関わる人とは、役割やベネフィットの有無だけでなく、1人の人間として接することを大切にします。
3. 人間を探求し続ける
ビジネスは人間の、人間による、人間のための営みです。組織は人間で成り立っています。学ぶのも仕事をするのも人間です。機械ではありません。そんな人間がより良く学び、学び合う場を作るためには、人間への理解が不可欠です。私たちは、ビジネスだけでなく、多様な視点から人間を理解することに努めます。